サミーが誇るパチスロ機「獣王」

獣王とは、サミーが2000年に4号機パチスロとして作り上げた機種の1つで、のちに続く獣シリーズの第1作である。

獣王の特徴は、サバンナチャンスと呼ばれるアシストタイム(AT)が搭載され、サバンナチャンスの成果で出玉が変わってくるというものだ。

普通のAT機の場合、ビッグボーナスを引いた後、メダルの減少を抑えながら次のボーナスを待つというものであるのに対し、通常時から、12種類ある、「揃えば15枚の小役」が内部で成立する設計にし、サバンナチャンス中、アシストに従って正しく押せればメダルを獲得できるため、小役だけでボーナスやそれ以上の出玉が獲得できるチャンスがあった。

また、サバンナチャンス中も毎回ボーナス抽選は行われており、途中でボーナスを引いた場合は、ボーナス終了後規定のゲーム数を消化するまでサバンナチャンスとして再開される。

そのため、かなりのゲーム性が実現されている。

導入当初こそ、システムの難しさや求められる目押しのレベルの高さなどから、反応はあまり良くなかったが、圧倒的な爆発力などが評価され、支持を一気に広げていった。

獣王を製作したサミーも、獣シリーズとして多くの後継機を作りだしていった。

そして、サミーのブランドの1つにまで成長していく。
それまではパチスロ業界でも苦戦を強いられていたサミーだったが、獣王のヒットをきっかけにパチスロ業界の最大手までに成長し、以降、アラジンや北斗の拳など有名なパチスロ機を輩出していく。